ドラマ

やっと納得!『新撰組!』

ここのところ『新撰組!』に触れてなかったのは、京都に来て以降、やや興味を失っていたから。 昨日の『政変八月十八日』は長州藩士らを京都から追い出すため、筒井道隆(会津公)が軍を率いて御所の警備に付くという話。浪士組も配置に付くことになるが、芹…

『センセイの鞄』脚本/筒井ともみ 原作/川上弘美

先日放送されたフジテレビドラマ(元々はWOWOW製作)『センセイの鞄』鑑賞(1週遅れ)。 主人公の37歳独身女(小泉今日子)は、1人で居酒屋で飯を食い煙草も吸う現代的なOL。行きつけの居酒屋で高校時代の国語のセンセイ(老人)と再会し、以来、毎日居酒屋…

新選組!

ようやくその日のうちに『新撰組!』(新選組!)が観られたので、早いうちに感想を。やっぱり京都に来てからは明らかにトーンダウン。八木家の向かいに居候する鈴木京香の素性がわかるものの、芹沢鴨とニアミスを繰り返すだけ。こういった連続ドラマの傾向…

やっぱり鶏が……

あと、また『新撰組!』を2週分まとめて観たけど、やっぱり鶏がでてくる(鶏についての言及はこちら)。芹沢鴨と近藤勇の逗留先の壬生の八木家の鶏小屋のカットがチラッと。まったく筋には関係ないので、この鶏は絶対に何か意味があると確信。ドラマの方は…

大河ドラマ『新撰組!』(脚本:三谷幸喜)

家族などから伝え聞くに『新撰組!』の評判がイマイチのようだ。大概録画で2,3日遅れで見ているため、この日記でこれまで言及したことはないのだけど、1話目から全部見ている。で、評判とは裏腹にものすごくオモシロイ!。登場人物が多いにもかかわらず…

TVK 影の軍団II 第4話『白蛇の罠』(脚本:芦沢俊郎)

影の軍団IIでは主役、千葉真一の役名がなぜか“新八”。伊賀の頭領であることは変わらないのにキルビルでおなじみの“半蔵”ではない。半蔵の末裔らしい。伊賀の一族は、八代吉宗の亡き後の跡目争いに巻き込まれ、大岡忠光(成田三樹夫様)らに狩られてしまう。…

NHKアーカイブス『なぞの転校生』(1975年放映)

40代の人が、印象に残っているドラマとして必ず挙げるのが、NHKの“少年ドラマシリーズ”という枠のこと。とくに、今回放送した『なぞの転校生』への思い入れは強い。 ――主人公の中学生の隣の部屋に、奇妙な転校生が越してくる。その転校生は、雨やジェット機…

今週の白い巨塔

タイトル明けに一瞬登場した廃品回収のホームレスは、これまたおとくいの暗示のためのアイテムなんだろうけどよくわからない。東先生の心境の変化に関係する暗示なんだろうか。全体的になんか普通のドラマになってきました。思わせぶりに引っ張ってきた矢田…

江戸川乱歩賞受賞作『滅びのモノクローム』(金曜エンタテイメント、2月20日放映、脚本/遠藤彩見)

着想=★★ 脚本=★★ 演出★ 総合=★★(星は最高で5つ) ・あらすじ<<弱小広告制作会社に努める主人公(国仲涼子)は、政党のキャンペーンを担当することになった。彼女がCMの提案用に祖父が残した昔のフィルムを使用したが、映像を観た幹事長(平幹次郎)…

『なつのひかり』(山元直子・脚本)

2月14日放映分、日本テレビシナリオ登竜門2003大賞受賞作をようやく鑑賞。簡単に要約すると、いつも前向きな少女が、父の自殺で傷つきショックから声を失ってしまう。だが、自分勝手ながら仕事を誇りに生きている周囲の人間たちの姿を見て、前向な自分を…

今週の『白い巨塔』は・・・

シナリオ技術のチェックでないのだが、気になった点がひとつ・・・。 かたせ梨乃の弁当屋の従業員たちが新しい店を開くために店を辞めていくというくだりで、退職金だと無理矢理事務所の金庫から札束を奪っていく。正直楽しんでみていたドラマだったのにちょ…

フジテレビ『白い巨塔』

後半から見始めたのだけどおもしろい。一話で完結しない続き物のドラマを毎週真剣に見るのは、何以来だろう? 我ながらちょっと新鮮。 先週から財前教授の医療ミスを追求する裁判がスタート。このドラマの一番の魅力は派手なカットバック。裁判シーンも無駄…

『長く孤独な誘拐』(月曜ミステリー劇場、脚本・久松真一、監督・長谷川康、原作・貫井徳郎)。

着想=★★★★脚本=★★★演出★★★★ (あらすじ)息子を誘拐された両親の元にかかってきた誘拐犯からの要求は、別の子供を誘拐しろというもの。誘拐後には「その子供を殺せ」と要求する。 (みどころ)このシチュエーションで考えられる一番の演技の場面は、子供を…