やっと納得!『新撰組!』

 ここのところ『新撰組!』に触れてなかったのは、京都に来て以降、やや興味を失っていたから。
 昨日の『政変八月十八日』は長州藩士らを京都から追い出すため、筒井道隆会津公)が軍を率いて御所の警備に付くという話。浪士組も配置に付くことになるが、芹沢鴨と沖田は温泉に出かけている。そして浪士組の警護する場所は“お花畑”なのだという。“お花畑とは何なのか?”、基本的にはこれを引っ張る。
 御所の外で待機させられていた浪士組は、鴨到着後、しびれを切らしお花畑へと乗り込むことを決意。しかし蛤門は会津の兵で固められ、決して中へ通さないと言われる。ここで芹沢鴨は「お花畑へまかりとおる!」と、有無を言わさず強引に侵入。ここと、無口な役のオダギリジョーの口から「お花畑……?」と言わせる2シーンがギャグ。
 で、最後まで引っ張ったお花畑は見せずじまい。コメディ作家としては、当然の持ってき方なのかもしれないけど、視聴者は混乱しているのでは?
新撰組!』はコメディの文法がベースなのに、シリアスな出来事で筋を持っていかざるを得なく、その辺が消化し切れてない印象を受ける。
 昨日の話はそういう苦悩が見える展開だっただけに、ベースは完全にコメディなんだということを改めて納得。『新撰組!』は、毎回ネタ振りとオチは必ずあるんだということ。これからいろんな人が死んだり裏切ったりするんだろうけど、そこだけは踏まえて見ないとだめだなあ。
 これからも観続けるので、また日記でも触れていこうと思います。今クールはドラマはこれしか観てないんで(あっ、デカレンジャーは観てるけど)。