2014年7月最終週の手記
- ちょっと前ですが、『VERY』7月号にVERY白熱教室の「VERY読者はフード左翼(レフト)?」という記事で、滝沢眞規子さん、小島慶子さん、横塚美穂さんと座談会に参加しました。僕の人生における、もっともリア充な一日でした。
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2014/06/07
- メディア: 雑誌
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- もう一冊フード左翼絡みで『VEGGY』にも登場しています。
- 出版社/メーカー: キラジェンヌ
- 発売日: 2014/07/10
- メディア: 雑誌
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サイゾー2014年8月号 (【嵐とEXILE】スキャンダラス文化論!)
- 出版社/メーカー: サイゾー
- 発売日: 2014/07/18
- メディア: 雑誌
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- 8月は2日、16日(土)早朝の『週刊フジテレビ時評』(フジテレビ)。3日(日)朝の『シューイチ』(日テレ)に出演。ラジオは21日(木)のJ-WAVE『JAM the World』でパーソナリティを務める予定。あと8月31日(日)深夜1時ははTBSラジオ『文化系トークラジオLife』
- イベントは8月15日(金)19:00〜 下北沢B&Bで戦争をテーマにやる予定。詳細はまた近づいたらTwitterなどで。https://twitter.com/gotanda6
- 8月は,半分くらい缶詰で次の新書「デフレカルチャー(仮)」に取りかかる予定。
- あとは首都高を攻めたりw
2014年4月3週目の手記(4月のメディア出演)
- 4月からメディア露出が続くので告知しておきます(主に親族向け)。
- まず4月12日(土曜日)早朝5:00より『新・週刊フジテレビ時評』(http://www.fujitv.co.jp/newhihyo/index.html?43404)
- 次に4月15日(火曜日)20:00〜は津田大介の代打でJ-WAVE「JAM the World」のナビゲーターをやります。ずっと津田さんのあとがまをやるからと公言していた番組ですw(http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/)
- 4月27日(日曜日)早朝7時頃に、J-WAVE平井里央さんの『ワンダービジョン』に出演します。(http://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/)
- そして、その直後、4月27日(日曜日)7:30〜 は、3月末にも出た「シューイチ」にコメンテーターとして出演します。(http://www.ntv.co.jp/shu-ichi/)
- で、4月27日は深夜1:00からは、『文化系トークラジオLife』です。(http://www.tbsradio.jp/life/index.html)
2014年3月最終週の出来事
- おどろいた。今年になってからこちらのブログが完全に止まっていた。
- 最近、書評連載などで取り上げたお薦め本を並べておきます。
- 作者: スティーヴン・ハンター,公手成幸
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2013/11/30
- メディア: 文庫
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- 作者: スティーヴンキング,Stephen King,白石朗
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/09/13
- メディア: ハードカバー
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- 作者: スティーヴンキング,Stephen King,白石朗
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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- 作者: クリスティアフリーランド,Chrystia Freeland,中島由華
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/11/22
- メディア: 単行本
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- 今月、日経新聞の夕刊の読書日記で取り上げたのは、
- 作者: アガサクリスティー,Agatha Christie,加島祥造
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/10/01
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- 作者: エドワード・グレイザー,山形浩生
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2012/09/24
- メディア: 単行本
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- 作者: オルダスハクスリー,Aldous Huxley,黒原敏行
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2013/06/12
- メディア: 文庫
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- 作者: 瀧本哲史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/11/13
- メディア: 単行本
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今年の後半は、たくさん本に関わりました。ここで取りあげなかったものを、まとめて紹介します。
まずは、去年からずっと参加し、注力してきた福島第一原発観光化計画の関連本二冊。僕が書いている分量としては少ないですが、この観光化計画において、ショッピングモールの併設と、プールリゾートというこのプロジェクトの2大炎上案件、実は僕のアイデアです。
次は、今週やはり書店に並び始めたばかりのこちら。- 作者: 常見陽平,おおたとしまさ
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2013/12/10
- メディア: 新書
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それと、再掲ですが、下の本では、ワンピースと政治権力の在り方について書いています。
あと、僕が構成を担当した対談本がこちら。
- 作者: 古市憲寿,國分功一郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/10/01
- メディア: 単行本
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2013年12月2週目の手記
本日、発売! 『ユリイカ』のB級グルメ特集に書いた、食のポリティカルコンパスの話を発展させた内容です。中身は食から考える超ポピュラーな政治思想史。
『ラーメンと愛国』は、大まじめななりをしたジョークでしたが、こちらは冗談っぽいアプローチながら、かなり真正面なんじゃないかと。
- 作者: 速水健朗
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/12/13
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序章 「食の分断」から見えるもの
- 食で団結する日本人
- 二極分化する日本人の食
- 食の分断はいろいろなところで起こっている
- 食で思想をマッピングしろう
第1章 政治と切り離せない食
- ビーガンとマクロビアンたちの祭典
- ベジフェスにいるのはどんな人々なのか
- ミート・フリー・マンデー運動
- 肉は穀物の8倍効率が悪い
- 有機農法とF1種、在来種といった考え方
- 緑の革命と遺伝子組み換え作物
- 自然食の中でも人気のあるマクロビオティック
- 土日開催の青山ファーマーズマーケット
- 自然志向とローフーディズム ・「ナチュラル・ハイジーン」という信仰
- 消費と政治の関係性
- 政治運動で政府を動かすのは時代遅れ
- 高級ホテルの「鮮魚のムニエル」偽装問題
- 産地食材表示の透明性と新自由主義の流れ
- 「買うこと」が意味することの変化
- アメリカにおける都市リベラル層と消費の関係
- リベラル層の生活と保守層の生活
- フード左翼、フード右翼、フード極右
- アルチザンと工業製品としての食
第2章 フード左翼とは誰のことか
- どう食べるかは政治的なこと
- アリスのレストランはなぜ政治的なのか
- アメリカにおける政治分断
- 『イージー・ライダー』が撃ち殺されるわけ
- 保守によるリベラルへの苛立ち
- ヒッピー文化から資本主義的な商品へ
- 反体制、対抗文化から始まった企業
- 多様化する左派意識と新しい社会運動
- フード左翼とは誰のことか
- 新しい左派運動としてのスローフード
食を通じ国境を超えた連帯
第3章 政治の季節から食の季節へ
- 八郷の有機栽培地帯
- 農業を通した1960年代の革命の二回転
- 「たまごの会」のやさと農場
- 高度成長期の終わりと反省の季節
- 「契約派」と「農業派」の分裂
- 「たまごの会」と『1Q84』
- 戦前の右翼事件とたまごの会の共通点
- 農本主義2・0
- フード左翼の階層問題
- オリーブ少女に結実する左翼闘争
第4章 魔術化するフード左翼と民主化するフード右翼
- 青山オーガニック通り
- OL向けコンビニ健康弁当はなぜ成立しないのか
- 都市生活者と結びつくエコライフ
- 都市に住むのと自然の中で暮らすのと、どっちがエコ?
- 都市生活者の価値観は「新しい意識」の芽生えか?
- 「フード右翼」が実現する「食の生活」
- 80年代的なおしゃれ都市文化人と「フード左翼」
- 『うかたま』『veggy』などのオーガニック系雑誌
- フード極左化するカヒミ・カリィと元オリーブ少女
- 『マーマーマガジン』の政治性
- 「キッチンの再魔術化」の時代
- 都市コミュニティと都市型政党
第5章 フード左翼のジレンマ
- われわれは99パーセント
- ウォール街デモの兵站術
- ウォール街占拠を支持した人々
- サステナブルでない有機農法
- 有機農業は何が問題なのか
- 有機農業を否定しないための選択
- 反遺伝子組み換え作物と「フード左翼」
- 遺伝子組み換え食品は危険か
- 「恐怖」の商品価値と「動員のゲーム」
- 「フード左翼」が遺伝子組み換えを否定する2つの理由
- オープンソース、「伽藍とバザール」
- よりよい社会の転換期
補章 高齢者の未来食と共産主義キッチン
- 人生のラスト1マイルの食
- マクロビアン、ジロリアンの30年後
- フードシステム展示会に見る食の消費の未来
- 高齢者施設の現状とそこでの食の近未来
- 親vs.学校、給食をめぐるイデオロギー対立
- 未来の食は高齢者の食
- 新しい「セントラルキッチン方式」の時代
- これから訪れる再セントラルキッチン化の時代
- 20世紀初頭に登場したセントラルキッチン
- 夢のキッチンを中心とした集合住宅
- スターリンが描いた帝国の夢
- 高齢者向けの宅配フードサービス
- 「共産主義キッチン」が再来する未来
終章 食から政治意識を読み解くということ
- 「フード左翼」を再度定義する
- 「フード右翼」の論理
- 「フード左翼」から「フード右翼」へ転向することはあり得ない
- 生活の延長線上の政治思想
2013年12月1週目の手記
- 作者: 速水健朗
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実は、この3週間ほどは、次の本の入稿、ゲラの作業でてんてこまいでした。12月13日には書店に並びます。
- 作者: 速水健朗
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/12/13
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「有機野菜」「地産地消」「ベジタリアン」「ビーガン」「マクロビ」「ローフーディズム」など自然派の食を愛好する人々、そして、「コンビニ弁当」「ファストフード」「メガ盛り」「チェーン系290円居酒屋」など、産業化された食を愛好する人々。現代の日本人の食の好み、ライフスタイルをマッピングし、そこから見えてくる政治的な分断を読み解く。
さらには、ヒッピー、新左翼、学生運動が撤退した1970年代以降の社会運動が、オーガニック革命、スローフード運動といった「食の革命」として継続され、現代の「フード左翼(レフト)」に接続されたという歴史を遡るポピュラーなフード思想史。
- 他にも「すばる」で3号連続で書いた読書日記の最終回がすでに並んでいます。
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/11/06
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2013年10月2週目の手記
- 今年はまだ自分の本を一冊も刊行していませんが、来月、再来月は一冊ずつ出ます。いまは、いろいろそれに追われているところ。ふー。
- 古市憲寿、國分功一郎の対談本『社会の抜け道』が10月1日に発売されています。ショッピングモールや有機農園に一緒に出かけ、社会について考えたことを話し合っています。僕は構成を担当。
- 『すばる 2013年 11月号 [雑誌]』では、読書日記の2回目が掲載されています。取り上げたのは、小説版の『WORLD WAR Z』、新訳版『すばらしい新世界 (光文社古典新訳文庫)』、『ナイルに死す (クリスティー文庫)』です。
- 『考える人 2013年 11月号 [雑誌]』のTED特集にて、福澤諭吉と演説館について原稿を書いています。僕は慶應出身でも何でもないですけど。
- 『フットボールサミット第14回 横浜F・マリノス 王者への航海 ―戦う勇者たちの声は本当にきこえるか?―』の連載『男の子の名前はみんなジネディーヌっていうの』は、第2回。セレブの現代像について書いています。
- 『別冊 文藝春秋 2013年 11月号 [雑誌]』の連載『量産型ロマンスでつかまえて!』では、「篠原涼子の社会史」について書いてますw