ドラマ「59番目のプロポーズ」観た

昨晩日テレで放映していた「59番目のプロポーズ」のドラマ版観た。
原作はmixiで途中まで読んで、作者の自意識の強さに閉口して投げた口だけど、ドラマは最後まで鑑賞。
なので原作との比較はできないけど、おもしろかった。藤原紀香(アルテーシア?)がブログを書くシーンが冒頭にあったけど、あの入力画面ははてなダイアリーだった。僕の今見ている画面とちょっとだけ配置が違うけど(“はまぞう”のボタンがなかったな)。
二人の出会いがきちんとアムロの声の着信で、その後「カムランさんがどうの」とか「私はスレッガーがいい」といったガノタ会話もちゃんと再現されてた。森口瑶子とか森泉とかの脇役陣がしっかり描かれているのは原作にはない創作なのか。SATC風に仕立てたと予想。
男に媚びる女の森泉は彼氏に「キミは重い」と振られ、歯科医で情熱的な中島知子は若い男に都合よく振り回され、エリートと結婚した森口瑶子セックスレスに悩む。そんな彼女たちはオタクとうまくいっている藤原紀香の恋を妨害しにかかる。この妨害工作によって袂を分かつアルテイシアとオタク。でも最後は互いの想いが実を結び、まためぐり合い、結ばれる。
相手役の男はまったく知らない俳優だったけど明らかに配役ミス。この手のオタク役はイケメンか愛嬌のあるタイプ(電車男がそうだったように)を選ばないと意味が無い。最後のキスシーンがかなりキモくて台無しではあった。

沖縄行きの飛行機が胴体着陸に成功するシーンでアルテーシアがオタク男のことが好きだと思わずカミングアウトする脚本のアイデアはよかった。飛行機事故なのでプロダクトプレイスメントも撮影協力も仰げず、ペラペラの飛行機セットだった(ほかはレストランとかは実際の場所を使ったりしてる)。
ま、せっかく見たのでエントリーにしてみた。といった感じ。「バックラッシュ」読んでないし。