攻殻
◆攻殻SACを読み解くためのサブテキスト(戦前戦後事件史関連) 『インディヴィジュアル・プロジェクション』阿部和重民間の小さなスパイ要請塾にのめり込む若者たちが、塾解散後に内ゲバをするという、山田風太郎の忍者もの的ストーリー。主人公の名前や、日…
いまさらながら『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』の4月放映分だけPPVで購入。毎回あらすじ紹介とネタ元探しを書いてたんだけど、今回はとくにネタ元が見当たらなかったので省略。 阿部和重と攻殻機動隊 S.A.C.の共通点について書いておこう。はてなユーザーなら…
エネルギー省を脅迫していた男が交通事故で死亡。運転手の居眠りによる事故だが、その手口には不審点が多く、証拠はないが意図的な殺人(電脳ハックによる?)である可能性が高い。また死んだ男の義体も、犯罪者らしくない不自然な組み合わせ(前の大戦で水…
九州、出島の移民キャンプ視察中の首相が受け取った花束より脅迫状が見つかる。そこに描かれたマークは過去の脅迫事件にも使用されていたが、思想、背景などに共通点が見出せていなかった。9課に首相警護の任がくだされるが、事件捜査への介入はなぜか牽制…
AIを搭載した対戦車ヘリのパイロットが実弾演習中に死亡。しかし、その電脳だけが生き残り、命令に反し難民居住地区へと逃亡。各地の基地からAI搭載型のヘリが遠隔操作で集結。難民居住地区上空は無人で給油を繰り返すヘリたちの群であふれる。この事態*1を…
S.A.C.の親玉、薬島元幹事長の資金を9課が継続捜査。政界にもパイプを持つ元経団連会長、田所の財産に目を付ける。素子たちは自作自演で“キャッシュ・アイ”を名乗って盗難予告を出し、自ら警護に駆けつける。予告当日はVIPたちの集まるペット義体のコスプレ…