金子達仁「中田英寿はなぜイチローになれなかったのか」(週刊文春)

パセリさんとid:catfrogに教えてもらったので、さっそく週刊文春を買ってきた。
金子達仁中田英寿はなぜイチローになれなかったのか」というやつ。

ざっくり中身を要約すると、以前クールな性格で知られたWBCイチローはホットなリーダーに生まれ変わって日本代表を優勝に導いた。ワールドカップではその役割を果そうと中田は熱いリーダーに変わったが、川口以外のメンバーは誰もついてこなかった、ということなんだそうだ。つまり中田と川口以外の選手が悪い、だって。
けっ、
この人のジャーナリストとしてのプレゼンスは“中田と川口のお友だち”ということに尽きるのだから、例え事実だったとしても「またいつものやつかよ」としか思えない。実際、今大会で評価できる唯一の選手は川口。あとどんぐりの背比べだけど、ほんの少し中田はよかったかもしれない。とはいえこれを金子達仁がいっちゃだめだ。

中田と川口が代表引退するのは(中田は絶対に引退するだろう)アトランタ世代に一番思い入れのある僕なんかは感慨深くはあるのだけど(同い年の小倉と前園がキャスターをやってるのを見るとなおさら)、金子達仁が消えてくれるのであれば良しとしよう。今後はちょい悪オヤジとしてがんばってほしい。