ブックオフとツタヤ(CCC)の提携についてというか鈴木蘭々問題

ブックオフの会員カードを共通カード「Tカード」に移行。レンタルビデオ・チェーン「TSUTAYA」などとポイント・サービスを統合する。これによりT カード会員を顧客として取り込む。またTカード&マーケティングの会員向けマーケティング・ノウハウを生かして店舗のリピート率向上を図るという。
ブックオフ、中間期堅調、韓国進出やカード事業でCCCとの提携も発表

これはポイントの乗り入れができてうれしいとかいう話ではなく、ブックオフの会員の個人情報とTUTAYAの個人情報が統合されて、さらに巨大な個人情報のデータベースが出来上がるということだろう。

一企業が、誰がレンタルで何を借りているのかという情報に加えて、誰がどんな本やCDを売り買いしているかという情報まで握っている状況ってのは恐い。それに比べりゃ国民総背番号制なんてかわいいもんだ。昔の鈴木蘭々はかわいかった。

ちなみにCCCがその個人情報をどう別のビジネスに転用しているかについては下のエントリをどうぞ。

http://d.hatena.ne.jp/gotanda6/20041114/tsutaya

(“個人情報+TSUTAYA”でググるとこのブログが最初に出てきたのに、いまやgoogle八分の状態だ)
 
誰かツタヤのTポイントが日本の通貨になった未来世界を描いたオーウェルの『1984』みたいなSF小説を書かないかな。