スライ・ストーンの長かった引き篭もりライフ

ハイ・オン・ユー20年にわたって引きこもりを続けてきた“真性引きこもり”のスライさんが、ようやく表世界に出てきて、しかもスライ・アンド・ファミリーストーンとして演奏までしちゃったそうです。
 

まず引き篭もりに関して触れておくとまあこんな状況でした。
 

スライは短期の服役生活を経て1980年代後半に麻薬中毒から回復し、女助手2名と共にビヴァリーヒルズ近郊で永らく隠遁生活を送っている。時には自宅のスタジオで新曲を録音することもあり、その中の数曲("Coming Back For More"を含む)はブートレグとして流出している。
スライ&ザ・ファミリー・ストーン(Wikipedia)

女助手2人っていうのがいいなあ。

で、実は去年はトリビュート盤が出たり体調が良くなったりしたおかげで、実はメンバーのライブに参加していたりした模様。

2005年8月15日、妹ヴェットが参加しているファミリー・ストーン・トリビュート・バンド"ファンク・ファミリー・アフェアー"のロサンゼルス・コンサートにスライも加わって久しぶりに人前に姿を現し、演奏の間じゅうヘルメットを被ったままだったものの、往年のファンたちの間に話題を呼んだ。

「ヘルメットを被ったままだった」というのが、伝説的奇人の面目躍如というもの。

で、今回のグラミーでの登場につながります。グラミー関連のニュースであまり取り上げられてなく、海外のサイトでようやく発見。
『Sly puts on show at Grammys』(MP3.COM)(英語)
『henoheno mokuji-roku』←こちらに要点の翻訳がありますのでどーぞ!)

今度は、60歳超えてるのにモヒカン刈でした。(写真はコチラ→id:Dirk_Diggler:20060210#p1)【追記】あと、よく読んでみたら(嘘、読めない。こちらのサイトで感想を読んだ)スライは途中退場して、「あれあれ」って感じだったらしい。
そして、これまでの生活を振り返った自伝『失踪日記』を刊行……、となればいいんだけどなぁ。

失踪日記

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