『MOTHER』は『SMiLE』だったのか
- アーティスト: ゲーム・ミュージック,鈴木慶一,田中宏和,金津ヒロシ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2003/08/20
- メディア: CD
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http://www.1101.com/MOTHER_music/
あと↑の鼎談がもう決定打。ゲームもアドバンスに移植されてるのを思い出して早速買ってきた。
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2003/06/20
- メディア: Video Game
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『MOTHER』の世界を描くために、
アメリカのいいところを出したいなって思ってた。
アメリカのイヤなところはいっぱいあるんだけど、
「おかげで助かったぜ!」っていうアメリカ、
サンキューを言いたいアメリカっていうのも、
いっぱいあるんだよ、俺たちのなかに
上記鼎談では、音楽チームに『MOTHER』の世界観を説明するために、イーグルスの『ホテルカリフォルニア』を挙げたというエピソードも出てくる。
このMOTHERの音楽担当という仕事には「ポップ音楽の教養」が求められた。その音楽を担当した鈴木慶一が意識したアメリカは、下のURLでチョイスしてる5枚のアルバムから汲むことができる。
http://www.1101.com/MOTHER_music/#keiichi
<<ジョン・レノンがさまよった西海岸=“失われた週末”>>
という解釈もおもしろいけど、
<<アメリカのルーツを探る壮大な旅。アメリカ史のタイムトリップ>>
というビーチ・ボーイズ『SMiLE』のコンセプトを「MOTHER」にも重ねて見てる。
作った感覚はね、やっぱりソロアルバムなんだよ。
超おおげさにいえば、ブライアン・ウィルソンがビーチ・ボーイズを使って『ペット・サウンズ』から『スマイル』をつくったときのようなね、そんな思い込みがあるなあ。
http://www.1101.com/MOTHER_music/12.html
ファミコンという8ビットマシンの同時発音数3という世界で再現された鈴木慶一版『SMiLE』。
全編イギリス録音でマイケル・ナイマンなどが参加している『MOTHER』サントラもよいけど、ゲーム中の3音のBGMこそ本当のオリジナル。これはゲーム中でしか体験できない。
さて続きを遊ぼう。ガチャン、ツーツーツー。
- アーティスト: St.Paul's Cathedral Choir,Catherine Warwick,Jeb Million,Louis Philippe,Jermy Budd,Jeremy Holland-Smith,鈴木慶一
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2004/02/18
- メディア: CD
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- アーティスト: ゲーム・ミュージック
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2004/02/18
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- アーティスト: Brian Wilson
- 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
- 発売日: 1995/11/06
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