団塊ジュニア向けCDマガジンは団塊ジュニアに向いてない

『インサイター』の「団塊ジュニア向けCDマガジン『30-35』に未来はあるか」に追随。
このCDマガジン、「30-35歳=昭和45-50年生まれの為だけに作られた」っていうけど、中身は全然30歳〜35歳向きの内容でない点が気になった。
まず、僕は昭和48年生まれなんでターゲットど真ん中なんだけど、『世情』が使われた金八(パート2)って昭和55年(56年?)って小学校に入ったばかりで覚えてない。ちなみにこの年に中学生だった世代って今37〜40歳の人たち。
あと、収録曲で明らかにリアルタイムで聴いてないのが『木綿のハンカチーフ』(昭和50年)。当時2歳。いくら早熟でも聞いてない。他の70年代の曲、『なごり雪』も『微笑みがえし』、『卒業写真』、『翼をください』もリアルタイムじゃない。『卒業写真』なんて、中学の音楽の教科書に出てたっていう世代。あと『翼をください』は高校の頃、川村かおりっていうハーフの歌手がカバーしてたのを覚えてる。その時点で懐メロ。
1985年の斎藤由貴、菊池桃子の『卒業』はリアルタイムで聴いていて覚えてる。小学6年生。ぎりぎり思春期か?
一方、槇原敬之「3月の雪」、渡辺美里「卒業」という収録曲は、僕の世代の思春期のものなのかもしれないけど曲自体知りません。売れてないんじゃないですか?
というわけなので全然自分がターゲットにされてる感じがしません。残念でした。