ノーランズ25周年。あのバタ臭い微笑をもう一度!

また音楽のジャンルの話。世に「キャンディ・ポップ」というジャンルがある。どれくらい一般に通じる名称なのかはわからないけど、レコード漁りをする人なら多分知っているはず。僕もディスコのドーナツ盤のコレクターを始めてから知った言葉。いまでもこの棚をチェックしてるのはディスコ・コレクターの僕ぐらいかなあ。ちなみにタワーレコードにいって、「キャンディ・ポップの棚はどこですか?」と聞いても無駄であることだけは確か。ダンシング・シスター~ザ・ベスト・オブ・ノーランズ
さて、キャンディポップとはどんなジャンルか? 早い話がノーランズ、ドゥーリーズ、アラベスクといったガールズ・ディスコ・グループの総称。ドゥーリーズ、アラベスク一発屋っぽいけどノーランズは日本ではヒットを連発し、一世を風靡したといってもいい。
ノーランズとは?
インターネットまんせー! ちゃんと資料がある。トミフェブがカバーした『ダンシング・シスター』と石野真子の『恋のハッピーデート』(森雪之丞の訳詞が最高!)とWinkの『セクシーミュージック』のオリジナルを唄ってたバタ臭い田舎顔の4人姉妹(5人のときもあったけど)がノーランズ。一応僕も子供ながらに記憶はあって、それなりにあの厚化粧にはドキドキしたもの。80年〜82年くらいの話です。その翌年にはもうマドンナがデビューしてMJの『スリラー』が発売されてるわけで、ノーランズとかが急速に前時代のものになっていく速度ったらなかっただろう(この辺は子供だったから実感はなかったけど)。僕は昔から駆逐されていく音楽の方に肩入れしてしまう。ディスコ好きってのはまさにそういうこと。

ノーランズ日本デビュー25周年、日本企画ベスト・アルバム登場!
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=8322

日本企画のベスト盤『シングル・コレクション(初回)(DVD付)』が3月24日に発売されて、初回限定盤のみ「ダンシング・シスター」「セクシー・ミュージック」のミュージック・ビデオを収録されるとのこと。そりゃ見たいが買ってまで見たいかは微妙だなっ。緊縮財政が明けたら買うかも。