GLOCOMポップカルチャー勉強会OFF(!?)

gotanda62004-12-10

一昨日、GLOCOM(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター)で開催されているポップカルチャー勉強会に参加してきた。勉強会のテーマは「DJ、ラップ&ダンスカルチャーの思想史」。ウルフ・ポーシャルト著『DJカルチャー―ポップカルチャーの思想史』を読んで、DJミュージックについて議論するというもの。この本は一応すでに読んでる。ポーシャルトという著者はフリードリヒ・キットラーの弟子らしいんだけど、キットラーについて僕が知っているのはドイツ人であるということのみ。いや、それすら不安になってきた(笑)。
なぜ僕がこの勉強会に参加することになったかというと、当ブログで書いているような、パーティ、音楽、DJ、レコード、PA、オーディエンス、社会思想、などすべてをひっくるめたディスコ史研究を書籍にしたいという話をとある人にしたことがあって、その人がこの勉強会の運営側の人で「じゃあディスコの成立についてちょっと説明してよ」ということになったのだ。何が幸いするかわからない。
というわけで勉強会でディスコの成立の話なんぞをしてきました。何も考えずに行ったに等しいんだけど、これまで頭に入っていたディスコ史をまとめておこうと思い年表だけ作った。多分誰も覚えちゃいないだろうけど、僕は夏前にレコードの発明から『カンフー・ハッスル』に至るすべてのディスコ・カルチャーを網羅するディスコ年表を作ると宣言していたんだけど、今回の勉強会用にその足がかりといえる年表を作ってみた。一応JPEG化したものをアップしておくので興味ある方はどうぞ。ただ、説明抜きでは理解し難いという不親切なところも多々あります。
ディスコ史年表JPEG(100K強)
今後これをベースにをディスコ文化の研究に邁進していこうと思います。
まあ、それはともかく勉強会の面子は感慨深いものがありました。95年前後の“デジタルカルチャー同窓会”(笑)。向こうは僕のことを知らなくても、当時某デジタルカルチャー誌のバイトとして末席に加わっていた僕はよく知っている方々。谷崎テトラ氏は相変わらずでした。あとはてなidでいうとid:solarさんでしょ、エレキング時代にご挨拶だけさせてもらったことのあるid:ken-goさんでしょ、あと始めてお会いしたんだけど、その後少し話をさせていただいたid:charlie_kさん。あ、はてなオフ会じゃん! ということでご挨拶のメールを書く前に恐れ多くもリファを飛ばしてみました。皆さま今後ともよろしくお願いいたします。