内省的な僕(嘘つけ!)

gotanda62004-11-03

以前お伝えしたように、マイク・ラブのインタビューをチェックするため、『relax』09月号を今さらながら入手。件の『ペットサウンズ特集』に目を通す。最近この日記やたらトゲがあるよ、と知人から指摘されたんですけど、もともとは多幸症気味なマイク・ラブパリス・ヒルトン好き好き!ブログですから。元の路線に戻してきますよ!
で、さっそくマイク・ラブのインタビューに触れていくけど、この記事の核心とも言える『ペット・サウンズ』というネーミングについての部分。

マイク・ラブ ああ、あとね。『Pet Sounds』の名付け親は僕なんだよ!
インタビュアー 「こんなのペットに食わせ……」
マイク それもね、嘘だよ。

嘘だって? このあと、アルバムの中で犬がほえている音からこの名前のアイデアを思いついた話をしている(メンドーだから引用しないけど)。あっ、そんなエピソード聞いたことあるぞ。僕らはオモロイから勝手にマイクが皮肉で「ペットにでも聞かせるつもりか?」って言ったという説だけを、都合よく記憶していたのかも。ゴメン! マイク。だってその方がオモロイんだもん(笑)。
このインタビュアー記事、聞き手がすっとぼけていて面白い。『Pet Sounds』の歌詞が内省的であることについて聞いてるの。ちなみに、『Pet Sounds』でマイクが作詞しているのは1曲のみで、カバー曲以外は、すべてトニー・アッシャーが作詞したものだっていうのに(笑)。

インタビュアー (『Pet Sounds』の)歌詞についても聞きたいのですが、内省的な側面がありますよね?
マイク 初期のビーチ・ボーイズは、僕らの日常を歌っていたんだ。サーフィン、車、女の子、学校のことなど。
<中略>
そういう曲をずっとやっていたわけだけど、世界ツアーに出るだろ、経験をいろいろと積むわけだ。ガールフレンドは妻となり、子どもをもつようになって、車だって1台、2台……5台っていうように増えてくるけど、飽きもくるし。そうすると、表面的なことじゃなくて、自分たちの内面に関心をもつようになってくるんだよ

って、どんな薄っぺらい内面だよ(笑)。車を1台、2台って数えてるのがらしくていいなぁ。っていうかインタビュアーの勝ちだね。
このネタ後日に続く。