はてなリコメンマニア
◆ディスコ史研究<BOOK編>
ディスコ史研究のために読んだ本をリスト化してみます。けど、下記のリストの本は皆amazonでは品切れなので、ヴィレッジ・ヴァンガードなどで探さないと手に入らないかも。amazonはディスコ的には0点! あと、ディスコで検索すると“ディスコミュニケーション”というタイトルの本ばっか出てくるし。このリストを“BOOK編”としたのは、id:Dirk_Diggler氏が“ムービー編”をまとめてくれるとの期待してのこと(これは本気で期待)。リストは今後も追加していくと思います。ディスコ周辺文化は膨大にありますので。
- 『そして、みんなクレイジーになっていく―DJは世界のエンターテインメントを支配する神になった』ビル ブルースター、フランク ブロートン/著 島田 陽子/訳
DJ文化の歴史を語るために、人類がマンモスを刈っていた時代から始まるという(遡りすぎ!)啓示に満ち溢れた一冊。最初のDJはトーマス・エジソン! “ディスコ”については2章割いており、NYのアンダーグラウンドシーンがよくわかる。だけど、ストーンウォール暴動の記述とか割とウソが多く、DJを美化しようとする傾向が強い(かなり)。
- 『ディスコ伝説70`S』KORN/著
日本のディスコ通、ブラザー・コンの本。口頭筆記と思われるレコ評はまったく役に立たないけど、当時の日本のディスコ文化、ディスコ・ステップの変遷に関しては貴重な情報がてんこもり、らんだばえヴぃばでぃ。ヴィレッジ・ピープル、ミュンヘン・ディスコ以降の流れはメッタ切り。個人的には江守藹リスペクト!
- 『HOUSE LEGEND』若野レヴィン、remix編集部/著
ラリー・レヴァン(死ぬ直前に来日した際のインタビューも収録)、パラダイス・ガレージを中心に、ハウスの歴史をまとめたもの。名著。ただディスコというよりはハウス・ミュージックの歴史の方に特価しているけど。