刑事ドラマの掟

主人公が飛び降り自殺の現場で自殺志願者を説得して止めるシーンはなるべくいれるべし。

  • 『ダーティ・ハリー』では、キャラハン刑事が止める気は無いと言いながら飛び降り死体の悲惨さを語り、相手がひるんだところを拳銃のグリップで殴りつけてクレーンで下ろした。
  • キチガイ刑事の『リーサル・ウェポン』の主人公は、自殺願望の持ち主なので、一緒に飛び降りてしまった。
  • 踊る大捜査線』の青島刑事は、浪人生の自殺志願者に、自分の仕事上の愚痴を聞かせて、逆に相手の同情をひいてしまう。
  • トレンディードラマのはしり『キミの瞳に恋してる』では、失恋を苦にした女性(工藤静だっけ?)を3人がかりで説得しているうちに、いつの間にか自分たちの失恋自慢になってしまった。
  • ビバリーヒルズ・コップ』のエディ・マーフィは得意のマシンガントークでひきつけておいて取り押さえた(これはうろ覚え)。

夜、爆笑問題とおすぎとピーコの番組に吉川晃司登場。『すかんぴんウォーク』と『テイク・イット・イージー』が紹介される。大森一樹三部作。日活の無国籍モノへのオマージュ的作品群でエースの錠もちょっとだけ登場する。
大森一樹のアイドル映画にはずれなし”と個人的には思っていて、最高傑作は斉藤由貴3部作の『さよならの女たち』。伊武雅刀扮するお父さんが、ある日唐突に歌手になるといい出し家族の解散を宣言。それぞれバラバラの道を歩き始めるというお話。劇中で、斉藤由貴の『さよなら』を伊武雅刀が唄うのだが、詞を大森一樹を書いており、それが秀逸。

時間の中を駆けていく 後姿のオールド・イージー・ライダー
<中略>
もう一度 時代遅れの 風景 見るために
さよなら女たち good bye もう一度 出会うために さよなら

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