ラッセル・シモンズの自己啓発本

Def Jamの創始者であるラッセル・シモンズの著作が去年邦訳された。その日本語タイトルが『ラッセル・シモンズの成功哲学―ヒップホップ精神で成功を引き寄せる12の法則』だって。
アマゾンの宣伝文句はこう。

内容紹介
ランDMC、ビースティ・ボーイズ、LL・クール・Jなどをトップスターに押し上げた“ヒップホップのCEO”ことラッセル・シモンズが、やりたい仕事、なりたい自分、憧れの夢をあきらめないで進むための12の法則を伝授!
〜中略〜
そんなラッセル・シモンズが、カニエ・ウェストやジェイ・Z、パフ・ダディ、ボノ(U2)らリスペクトすべき仲間たちのエピソードを交えながら、これまでの人生やビジネスの実体験から得た“Tips”を分かりやすくそして力強く語りかける、人生を豊かにし仕事に成功する知恵とひらめきを呼ぶ12の法則!

ｗ
また、音楽ビジネス本だと売れないからビジネス啓発書と偽って邦題に「成功哲学」とか「引き寄せ」とか、いまどきの自己啓発本のトレンド的なワードを使ったのかと思いきや、原題も「Do You! 12 Laws To Access The Power In You To Achieve Happiness And　Success.」と、完全にオカルト系セルフヘルプの流れの本の模様。

ラッセル・シモンズの成功哲学―ヒップホップ精神で成功を引き寄せる12の法則

読むしかないな。

【関連】
最近ツイッターで少し盛り上がった自己啓発本論争。
メモ：自己啓発本からニューエイジまで
僕も後半で参戦。どこからどこまでが自己啓発本（セルフ・ヘルプ・ブック）かというのが、日本では曖昧になっているという話。