初単著を出したはてなダイアラーたちに教えてあげたい

自分の本が出た直後の2週間って何かと本屋を巡って自分の本が並んでいるか確認したり、ブログ検索などでエゴサーチが止まらない状態になって朝になっていたり、アマゾンのランクを何度も見に行ったり、出てないことを確信しながら図書館で新聞各紙の書評欄に目を通したり、はじめてラブレターを出した時以来、経験したことのないような気持ちになるものです。
さらに、ネットを見てるうちに、知り合いが裏サイトで冷笑的な感想を書いているのを見つけてへこんだりと、何かと心身のコンディションを維持することが難しいのですが、その巡回先のひとつにジュンク堂の在庫チェックを加えてみるのはいかがでしょう。
 
http://www.junkudo.co.jp/

ジュンク堂のウェブサイトで自分の本を検索すると、池袋本店の在庫数が表示されるので、毎日自分の本が何冊売れるかチェックできます。
ジュンク堂は、僕もよく利用する書店のひとつで、フロアも1階のレジも、いつ行っても混んでいて、「こんな多くの人間が本を買いに来ているんだあ」と、ちょっと出版業界の明るい未来を見たような気分にしてくるんですが、いざ自分の本となると誰も買ってくれていなくて、がっくりします。

もう3年以上読んでいるブログの書き手(皆はてな)が、ここひと月ほどで、相次いで本を出版しているので、餞としてこのエントリーを捧げます。

20世紀破天荒セレブ―ありえないほど楽しい女の人生カタログ

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私鉄探検 (ソフトバンク新書)

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