ひぐらしとかスクールデイズとか

http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20070924#p1
http://d.hatena.ne.jp/REV/20070924/p2

この辺の問題について。表現の自由云々ではなく、コンテンツに金を払うかどうかという問題なんじゃないか。

地上波である以上、スポンサーの思惑には抗えない。一方ペイチャンネルやセルDVDならそんなことは問題にならないわけだ。過去にもペイチャンネルであれば問題なかった『カウボーイビバップ』や『攻殻機動隊SAC』の話が、地上波では放映されなかったことがあった。

さて、アニメより消費者人口の少ない格闘技の世界の話。

今年PRIDEという総合格闘技の大会が突然に消滅した。去年の春にとある事情でフジテレビと決裂し、スカパー!のPPVでしか見られなくなったんだけど、有料視聴者数はあまり伸びず、1年持たずに消滅した。

地上波優位のこの国には、コンテンツに金を払う文化が根付いてなかったというのが原因のひとつだと思う。もしくは、僕たち格闘ファンが無料で観られる地上波に頼ってきたツケを払わせられた。

その辺の話は、前に書いたこちらでも少し触れている。

格闘技ファンはPRIDE以前にも、いくつもそんな例を見てきた。UインターとかRINGSとか。結局はコンテンツに金を払わない文化が問題だったのだと思う。

そもそも、今アニメがただで見られている状況って、アニメ業界の低賃金やセルDVDの販売好調など、さまざまな要因の上に成り立っている。いつまでも無料で見られるわけではないと思う。