アウトソーシング

昨日のNHKスペシャルの『人事も経理も中国へ』というやつを観た。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070903.html

これまでは(海外への)アウトソーシングが困難と思われてきた人事や経理や総務の仕事が、実は半分くらいはマニュアル化可能で、アウトソーシングできてしまうということが語られていた。
中国の大連では日本語教育に力を入れており、日本語という言語の壁すらなくなっているのだ。
番組では総務ひとすじで20年働いてきたサラリーマンが、「明日から何か自分の仕事は自分で見つけてくれ」と突きつけられる。
 
ブログのねた的には、社会保険庁の年金の管理業務は中国でやらせればいいよねとか、子どもの夏休みの宿題を大連でやらせれば、読書感想文は2万どころか、5000円くらいで済むじゃない? とか考えたけど、それどころじゃないよね。

出版で言えば、印刷や製本がマレーシアやフィリピンで行なわれているのはもう結構前から当たり前に聞く話だし、DTPとかも多分ふつうにダメだろう。
ライターとか編集の仕事だったら、自動翻訳の精度が高度に進化するまでは食えるだろうと思っていたけど、それすらちょっと考えが甘かったかも。やばいよね。
すでに一部の簡単な編集・執筆作業は大連に移行しているという話もあるらしいし。