スケボーと建築の本

スケートボーディング、空間、都市―身体と建築

スケートボーディング、空間、都市―身体と建築

建築や都市の歴史は、単なる建造物の歴史ではありえない。そこに内在する人々の身体的経験によってたえず再解釈される意味空間、それが都市であり建築である。こうした視点に立って、著者は既存の建造物の正しい使用法を逸脱していくボーダーたちによる都市の作られ方を、その歴史とともに丁寧に記述していく。
http://book.asahi.com/review/TKY200610170350.html

なるほど。与えられたものを違う用法で使う人たちとしてのボーダーっていうのは、コンピューターにおけるハッカーみたいなもので、ハッカーかつボーダーみたいな西海岸的なつながりにはちゃんとリンクする線があるんだね。あと、これは黒人音楽も一緒。ジミヘンが思いもつかないギターの弾き方をしたり、グランドマスター・フラッシュがターンテーブルを二台繋げて音楽にしてみたりとかいう具合に。