『ブログのもと』

発売されたばかりの本なのにソニーブログ炎上についての予言めいたことが書いてありました。ブログの黙示録かも。
冒頭、ブラウザによって表示がきちんとされない例として『モテゼミ』のトップがたくさんキャプチャーされていて笑った。IE以外ではまともに表示もされない(別に作者の栗なんとかという人が悪いのではなく、ドリコムのせい。表示も信じられないくらいに遅いし)のにあれだけのアクセスがあるのはすごいな。
『ブログのもと』ってタイトルだけのことはあって、ブログの書き方に付いては新たな作法が紹介されてる。パット・メセニーのメソッドをブログで実践するとか、「ミニマルブログ」や「泥酔ブログ」を提唱してたり。すでにブログをやっている身としてはビギナー向けのねたの作り方のノウハウには退屈しがちですが、ここまで書かれるとおもしろかった。社会派ブログは俳句を書けとも書いていた(記憶違いか?)。
あと加藤ローサブログをむやみにDisされていたので、思わず見に行ってしまった。写真がかわいかった。
知人の本を紹介するときはなるたけむやみに批判を書こうと思っているのですが、面と向かって批判できるほどには親密でないので今回は控えておきます。著者近影を載せなかったのは正解かと思いましたが。