新宿南口改装と新宿の歴史
新宿駅南口の改装は正式には新宿南口地区基盤整備事業というのだそうだ。
http://www.ktr.mlit.go.jp/toukoku/michijyo/02000.htm
この工事現場の外壁に貼ってあるのが、60年代、70年代、80年代の新宿とその時代のキーワードを並べてデザインしたポスター。上に貼ったのは70年代のもの。ディスコの文字があったから撮ってきた。『なんとなくクリスタル』は80年代だと思うがまあいいか。
好きな映画に新宿が出てくることが多いので、この街の歴史にはかねてから興味があった。しかも新宿昭和館、スカラ座といった歴史的な建物がつい２，３年前まで残っていた。
1970年代の新宿ならいまでも結構のこっている。
ゴールデン街の周辺とかはまだ昔の新宿が面影がある。初期に立てられた高層ビル、たとえば住友三角ビルには70年代半ばで時間が止まっているテナントや展望台がある。たしか4階に入っている理容店『ニュー東京』。ここのユニフォームは、小川ローザばりの昭和40年代風の超ミニスカート。
↑小川ローザってのはこんな。
この衣装はいまだに変わっていないのだけど、髪を切ってくれる女性たちも当時から変わってませんでした。*1軽く30年選手。
この前はちょっとだけ60年代の六本木の話を書いた。その飯倉キャンティにユーミンやGSの連中がたむろしていたのと同じ時代、新宿ではフーテン族がアンパンをやって、なんというかサブカルチャーを生み出していた。店でいうとソウルイートというロック喫茶とかDugというジャズバー（まだある）とか、風月堂とか。下のリンクで写真を見ることができる。
