そういや読売新聞の取材を受けた

先月“ブログの書籍化”というテーマでユリイカに原稿を書いた。そういやこれについての反響というのはまったくなかったんだけど(コレに限らず、反響って言うのはよっぽどのことがない限りないことの方が多いのだけど)、読売の記者の方から編集部を通して連絡があり、「ブログと書籍」についての話をしてきた。

  • 出版社も5000部でペイするように書籍を企画する時代なので、元手のかからないネットコンテンツの書籍化は増えた。
  • 電車男』みたいなベストセラーを狙って動いたのはアメーバブックスとライブドア・パブリッシングというおつむがゆる目のトップがいるIT系だけだったと思う。
  • ブログを書籍化しようというよりは、専門分野に知識のある人材を本の書き手として発掘する場としてネットを活用する編集者は増えていると思う(しまった、事例として栗先生の話をするんだった)。

というようなことをしゃべってきたように思う。
記者の方の「なんで人はネットで日記を読んだり書いたりするんでしょう?」という問いにはうまく答えられなかった。半分は「認められたいから」もう半分は「不安だから」なんじゃないかと思うのだけど、どうだろう?
誰かご存知の方教えてください(※これを『振り』といいます*1大喜利風に応えてね)。

ってなわけで、今週の水曜日の読売夕刊にて「ブログと書籍」に関する記事が載るようです。僕のコメントが使われるかどうかはともかく。

*1:“さきっちょメソッド”参照『さきっちょのガラクタレター