ナルさまも観てた(笑)新日本の東京ドームはこんなですよおお!

新日本東京ドーム大会は視聴率6・3%
プロレス・マスコミの間でも1.4の特番で8%割ったらまずいとウワサしてたみたいですが、完璧に割ってます(笑)。
ネット上でも評判はさんざんだった新日本プロレスの1.4東京ドーム。えーと、代表してこちらの方の感想を……。
「試合も面白かったが(死ぬほど退屈で・笑)」菊地成孔
ただ、この興行は新日本的にはもくろみ通りにいったのではないかと思ってます。実質的には平和というパチンコメーカーの完全タイアップイベント。興行内でもっともバリューのあるアントニオ猪木の入場が2回。しかも平和のCMを流してからの入場(笑)。あのユルい「アルティメット・ロワイヤル」っていうのはスポンサー向けの企画書に書いた単なる思いつきで、提案したからには実現させなきゃっていうだけものかと。しかもサップやゴーバーみたいな高額なギャラのフリーの選手は使わず、前年比50%を切るコストダウンにも成功。で、なんやかや言っても、そんなに動員が落ちたわけでもない(ただ券で見た人がどれくらいいるかは知らないけど)。
元経営コンサルを社長に引っ張ってきた成果があったというもの。興行会社としては万万歳! だったんだけど、テレビと観客をないがしろにしてしまったのはどうなの? という話。
去年の4月の番組編成で1時間だった『ワールドプロレスリング』の枠を30分に削られ、中継を入れる試合数も大幅に減らされた。この時点で収益は大幅に落ちているし、新日本はすでにテレ朝の離脱も頭に入れている。で、てっとりばやい収益源が大口のスポンサーだったというのが、ファン無視のグダグダだった「闘魂祭り」の正体でした。とかいって人からもらったチケットで観ておいて、こんなこと言ってるんですけど(笑)。
なんでディスコ系ブログのここでこんなプロレス・ジャーナリズムをやってるのかというと、プロレス・格闘技系のブログがダメ過ぎるから。あー、今日はエントリを書きすぎ!