いかレスラー鑑賞

 久々に映画鑑賞。渋谷シネセゾンのレイトショー。映画に関しては悪口書くくらいなら、触れないことにしてたんだけど、これは触れときます。
「馬鹿やってま〜す」という内容の映画に「馬鹿?」という批評は成り立たないわけだけど、言いてえ。
 まず、西村修とタコで試合やるんだったら8本の足全部にスピニング・トーホールドかけるとか、そのくらいのプロレス頭も廻らないのか! と声を大にして言いたい。その他もプロレスファンをくすぐるようなネタはゼロ。はちみつ二郎が出てる、っていうくらい。
 あと、ただイカとかタコレスラーが出れば観客は笑うだろうっていう投げやりな演出なので、全部先が見えてしまって笑おうにも笑えない(一部の観客にはそれなりに受けていたみたいだけど)。とにかく、これほど説明セリフオンパレードの映画は始めて観た。映画愛もゼロな感じ。
 ターザン山本とかが出てるんだけど、その辺の人たちのセンスと映画制作者のセンスがシンクロしてる感じを受けた。つまらない悪ふざけをこれ見よがしに見せ付けられている感じ。