・久々にデカレンジャー

エピソード11、『プライド・スナイパー』。候補生時代のライバルで、銃の腕だけはデカブルーも適わなかったヴィーノが、犯人追跡中の事故だといいデカベースへやってくる。過去の事件で記憶を失っていたといい、久しぶりに再会するデカブルーとヴィーノ。そんなおり、ボスのドギー・クルーガーがベース内で狙撃される(しかし、防弾チョッキで助かる)。その犯人は殺し屋へと身をやつしていたヴィーノだった。彼は刑事の仕事が報われず、自分の腕を生かせないことに不満を覚え殺し屋になった。
 ネタ元は、僕の知っておる範囲では『はみ出し刑事情熱系』。風間徹の警察学校時代のライバルが殺し屋になる話があった。
西部劇式に一対一のガン勝負をつけるデカブルー。勝負はデカブルーが勝つ(ブルースギター流れる)。勝因はヴィーノが忘れてしまった“刑事の誇り”。しかし、銃で負けたことに納得のいかないヴィーノは巨大化して迫るが、デカレンジャーたちによって葬り去られてしまう。
 デカブルーの憂いに満ちた「エマージェンシー」の掛け声(変身するときの合言葉)は、芝居どころ。殺し屋のターゲットになったドギー・クルーガーに心当たりがありそうなのは次回への伏線。デカレンジャーは、やっぱりおもしろい。