私家版・営団サブカル線構想

唐突ではあるが、下北沢から高円寺に行くというのは非情に面倒だ。一度新宿まで戻らなくてはならない。バンド系、演劇系、など下北と高円寺を行き来する人間は多そうだから、いっそのこと線路を引っ張ってしまえばいいと思う。ついでに、三宿を通って中目黒まで運行させる。通称“営団サブカル線”にすればいい。池袋←→渋谷間なんて余計な地下鉄なんて掘ってないでさ。
アキバはアニオタの街で、中目黒はデザイナー系が多く住み、下北は専門学校系バンドが多いなど、街ごとのカラーは生まれてるんだけど、路線で言えばそこまで特徴のある路線はない。ハイソな東急東横線と、バンド文化のJR中央線くらい。
だったら、すでにセグメント化がうまくっている街同士を結ぶ逆転発想の沿線ビジネスは成り立たないか?
例えば、秋葉原、池袋、要町、上井草、阿佐ヶ谷、吉祥寺、小金井、というアニメ関連の縁の土地をつないで“営団アニオタ線”をつくる。アニメ関連商品のプロモーションを行なおうと思えば、この“営団マンガ線”の車両に広告費をつぎ込むのが最も効果的。
格闘技好きなら有明、両国、後楽園、九段下、北与野と続く“営団プロレス線”。
西麻布、青山学院裏、三宿駒沢公園と芸能人御用達の町を結ぶ“営団業界人線”もあり。

東京メトロに名を変える営団への提案でした。