ニューミュージックという言葉は誰が考えたのか

音楽の新しいジャンルが生まれ、その名前が決められていく経緯に興味があります。
例えばJ-WAVEが自局でかける邦楽ポップスとAMなどでかかる歌謡曲と区別するためにJ-POPという言葉を作ったのがいい例だけど、既存のジャンルを貶める意思が新しいジャンルを生み出していく。
ロックというジャンルの否定から生まれた「PUNK」は、“定着”が死を意味するゆえに自らをどんどん否定し続け、初期パン、ポジパン、ハードコア、ポジコア、サイコビリー、オイパンク、オイキムチスカパンクスカコアメロコア、ゴシック……etc といった具合にジャンルを生み出し過ぎたりもした。
J-POPが排除した音楽には「ニューミュージック」も入ってると思うんだけど、「ニューミュージック」だってそもそもフォークとの差別化を図るために生まれた言葉なはず。いま手元に『歌謡曲完全攻略ガイド』という低IQなタイトルの割にはしっかりした日本の歌謡曲の研究本がある。この本でニューミュージックについて書かれている箇所を引用。

私に言わせればこれ(ニューミュージック)は、ショッカーが組織変更してゲル・ショッカーにかわったのに近い印象であり、「フォーク=青臭い」というイメージを払拭する商業装置であったようにも思われる。(書き手・井口亮)

ニューミュージックに限らず「J-POP」だってゲル・ショッカーだったし、もっと言えば「ロックンロール」だってゲル・ショッカーだったのだと思う。
それで「ニューミュージック」という言葉は誰が考えたのかをネットで探してたらこんなのがあった。

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[犬株]父親不在の魔法戦隊マジレンジャー

魔法戦隊マジレンジャー (1) (小学館のテレビ絵本―スーパー戦隊シリーズ)ハリーポッター」だけでなく、「デビルマン」と「魔女っ子」ものと「少林サッカー」と「奥様は魔女」とロールプレイングゲーム的要素なんかがごちゃまぜでおもしろい。次回予告ではゴスロリも出てきたね。
ところで父親の不在というのは「魔法モノ」の世界のお決まりなんだろうか? 「オズの魔法使い」、「奥様は魔女」と女系家族のお話じゃなかったっけ。「魔女狩り」ってのは異教徒の排除だったわけで、この魔法使いモノっていう物語の中には「異端の排除」、「女性への畏怖」とかが内在してるのか。

石原真理絵のプロフィールがおかしすぎる件について

インサイター経由。
http://my.casty.jp/marie/index2.html

16歳、聖心女子学院高等科在学中に東宝映画"跳んだカップル"のヒロイン役に抜擢、街でスカウトされての映画デビューとなる。
その後、芸能界には珍しく清楚な"お嬢様"として一躍清純派女優として人気者に。
映画を中心にTV/CM/雑誌で活躍し、特に"ふぞろいの林檎たち"シリーズの主演、晴江役は記憶にも新しい。
その美貌から男性には勿論、女性にも"人気好感度NO.1"に選ばれる。
当時の彼女のストレートな髪・太眉は、誰もが真似していた事であまりにも有名。
1995年、アメリカの大学で学生生活を営むため渡米。 休養中にも幾度かドラマ出演はしたが、2005年にその長い充電期間をひと区切りし、本格的な芸能生活・女優業再開を果たす。詳細はコチラ!

各センテンス、かんで読むほどにおかし過ぎる。「一躍」とか、「あまりにも有名」とかの使い方が強引。あと写真はもっと変。
【追記】あとから日記を読んだらそっちも変。自分で書いてるなあってのがわかっていいとかいうレベルじゃないけど、あらためてファンになりました。