4月1週目の手記

  • 今日から毎週木曜NHK総合の『NEWS WEB 24』でネットナビゲーターを務めます。解説やコメンテイターではなく、ツイッターの意見を拾って、番組に反映させる役目というのがミソ。NHKの報道番組で僕が起用されるという時点で、かなりの冒険ではある。
  • あと『文藝春秋』5月号からビジネス書の書評コーナーを担当します。隔月かな? 取り上げた本は、ちょっとタイミング的には発売から時間は経っているものの、いまだ売れてる『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』。先月のTBSラジオLifeの西海岸特集で僕が言いたかったことを、この書評で書いてます。

追記

  • NEWS WEB 24』無事終了。本番寸前までは、がちがちでしたが、むしろ本番は冷静にできたかなと。初回はとにかくラジオだと思うことで会話に徹したので、体の揺れや目の泳ぎが出ていた模様。恐いので録画はまだ見てません。ただ、自分としては、狙っていたポジションはとれたかなという感触はあります。
  • いくつか思ったことを書きます。この番組の前提みたいなものについて。
  • 火曜日の瀧本さんもtwitterで指摘してましたが、NHKのニュースに本来外部のコメンテイターはいない。そこにぼくらが「ネットナビゲーター」という外部の存在としていること自体が異例の試み。
  • ぼくらの役割は、記者とアナウンサーで展開される従来のニュースに、「いやいやまって、そこおかしくないですか?」と横やりを入れることです。介入の根拠は、視聴者の意見の代弁ということになりますが、現時点では、それをTwitterの書き込みに頼っている。だからぼくらは、それを取り上げるのが役目なわけです。僕はそう理解してこの仕事をしています。曜日の担当によって多少の個人差はあるでしょうけど。
  • で、こうした外部を導入するという試みを、NHKの報道というもっとも固くて、例外の許されない部署でやってるわけ。なので、単にネット側っぽい人を起用してネット連動型のニュース番組をはじめてみましたてへぺろ☆ということとは違うってことを理解して見てもらえるとうれしいです。
  • とはいえ、自分の最終的な役割は、楽しいニュース番組をつくっていくことだと思っています。また見てね−。