「解散のエステティクス、崩壊のロンド」

2010年4月24日の『バンド臨終図巻』(河出書房新社)刊行記念イベント

■日時:2010年4 月24日(土)OPEN18:30/START19:00
■場所:阿佐ヶ谷ロフトA東京都杉並区阿佐谷南1−36−16ーB1
■予約:(4月1日17:00より)ロフトA電話予約  03-5929-3445
ロフトAウェブ予約 http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/

■入場料:前売1500円、当日2000円(共に飲食代別)、尚、当日書籍お買い上げの方には入場料から1000円をキャッシュバックします!
■ 定員:約80名

前半パートは、バンドの解散について、貴重な映像や音楽を流しながら選りすぐりの解散理由、顛末について5人であれこれ紹介します。
そして、後半パートは、音楽ライターの磯部涼氏をゲストに迎え、栗原裕一郎氏とともに音楽ジャーナリズム・批評について語ってもらいます。

『バンド臨終図巻』は、音楽を語る言説の現状への問題提起という部分をちょっぴり抱えています。僕らは、解散理由を調べる過程で、日本の音楽雑誌もグーグルも意外と使えないという事実に気が付きました。解散直後のメンバーインタビューといいながら、まったく当たり障りのない内容に終始するのが音楽専門誌の常。音楽ファン向けではないスポーツ新聞や週刊誌の報道の方が先に行っているケースも多いくらい。

こうした日本の音楽専門誌の現状、ロキノンの功罪、そして、台頭するネット時代の音楽メディアの可能性(Dommuneやナタリーなど)について語ります。

バンド臨終図巻

バンド臨終図巻