『アキハバラ発への問い』
- 作者: 大澤真幸
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/09/26
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 136回
- この商品を含むブログ (52件) を見る
大澤真幸、森達也、東浩紀、平野啓一郎、本田由紀、内田隆三、斉藤環、佐藤俊樹、吉岡忍、芹沢俊介、浅野智彦、土井隆義、中西新太郎、和田伸一郎、竹信三恵子、濱野智史、伊藤剛、岡田利規、速水健朗、永井均、湯浅誠、雨宮処凜
秋葉原通り魔事件について、短めの原稿を書きました。
テーマは、リアルタイムに近づく劇場型犯罪のメディア環境。
切り裂きジャック事件がイラストで事件が再現されるという報道が始まり(タブロイド紙の原形を作った)、9.11辺りを期に、事件の映像は素人のカメラや防犯カメラ映像をによって事後的に再生される時代になった。
今回の秋葉原通り魔事件を劇場型犯罪としてみた場合、あらかじめカメラが待ち受けている状況に限りなく近かった。そして、リアルタイム犯罪にみんなでコメントを付け合う環境まであと一歩みたいな。