TVジャック系ミステリ2冊
NHKの内部がダンジョンのように複雑なのは、テロ対策だという説があるけれど、昨今のテレ朝や日テレ、フジテレビの新社屋とかもテロ対策の視点で建築されているのだろうか?
- 作者: 五十嵐貴久
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/01/15
- メディア: 単行本
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25階建ての威容を誇るお台場のツインタワー「ニュー・ミレニアム・ビル」に拠を構える民放・テレビジャパンが、銃火器で武装した集団にジャックされた。人質となった局員の命をかけて、警察と犯人の緊迫した交渉が続く中、経理部員の高井由紀子は偶然の巡り合わせから、一人だけ犯人による拘束を免れる。
- 作者: 安東能明
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/11/28
- メディア: 文庫
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12月30日の夜、神奈川大学駅伝チームの女子マネージャーが誘拐され、監禁中の彼女の映像がTV局に届く。駅伝生中継のジャックをも仄めかし、次々と要求を突きつけてくる誘拐犯。混迷の中でスタートした駅伝。そして、激走とシンクロするように誘拐犯・TV局・警察の熾烈な攻防戦が始まった。