副都心線の名前について
東京地下鉄は２４日、２００８年６月に開業予定の地下鉄１３号線（和光市―渋谷）の名称を「副都心線」にすると発表した。
渋谷―池袋間に新設される七つの駅の名前も決まり、「雑司が谷」「西早稲田」「東新宿」「新宿三丁目」「北参道」「明治神宮前」「渋谷」となる。
鉄ヲタ1年生的には見逃しちゃいけないニュースだった。
新宿・渋谷・池袋が副都心と定められたのが1958年。すでに渋谷が副都心と呼ばれるのはピンとこない。
ネーミングライツを売って“パルコ線”というのも有りだったんじゃないかと思うがまあ無理か。いまどきパルコなんてどこにでもある。和光市と渋谷が繋がるという意味では、15年前なら渋谷系少女にとって特別な路線になっていたかも。十三号線に乗っても海へ行くわけじゃないんだけど。
ここ10数年、東京は湾岸埋め立て地区の側に広がっていることに対して、この十三号線は逆行する（そもそも35年前に構想された亡霊のような路線なのだ）。「雑司が谷」「西早稲田」というオールド東京的な駅名がそれを象徴している気がする。
