YouTubeとGyaoの知名度

ちょっと仕事でgooのアンケートを利用した調査を行ないました。調査とは、ネットなどではよく使うキーワードの知名度調査です。ちなみに調査対象は20〜四〇代の男女に50個のキーワードの知っている度合いをたずねています。有効回答数1068なので、そこそこの信頼性はあると思います。

一部を公表すると、僕らがよく使う「アルファブロガー」という言葉で、まったく聞いたことがないという人の割り合いが87.83%。LifeHacksライフハック)で90.26%。gooのユーザーというのがどういう人たちなのかはよく知らないが、意外と知られてないものだ。ちなみにプロミスのCMでも活躍する「中川翔子」すら聞いたことがない率が53.18%なので、モノを知らないのか? と思うとWikipediaを“聞いたことがある”のは66.67%と結構多かったりする。
で、ネットというかブログ界隈でここ半年くらいずっと話題のYouTubeUsenGyao知名度比較はこうなりました。

Gyao】   知っている=37.36% なんとなくわかる=32.30% 聞いたことはある=14.14& 聞いたこともない=16.20%
YouTube】 知っている=10.86% なんとなくわかる=7.40% 聞いたことはある=8.24& 聞いたこともない=73.50%

つまり、Gyaoは8割以上が多少は知っているのに比べ、YouTubeは7割以上が聞いたことすらないのだ。
ま、GyaoはテレビCMをバンバン打っているので、サービスは利用していなくても知っているという人が多いのかもしれない。
ちなみにこのデータの続きが読みたい方は、昨日発売の週刊アスキーで『いまさらきけない最新デジタル用語30』という4ページ特集をどうぞ。上のようなキーワード知名度比較や、いまどき知っておきたい用語解説の原稿を書きました(宣伝)。

上記特集の用語解説で取り上げている用語。「Web2.0」「カワユス」「マッシュアップ」「ブログ炎上」「Ajax」「涼宮ハルヒ」「グーグルゾン」「2007年問題」ほか、です。