コカコーラの歴史
コカコーラの歴史の話はかなりおもしろい。
コーラには元々コカインが入っていたし、アルコールも入っていた。
コーラの歴史 2 「コカコーラ誕生」
そもそもコーラの原型として作られたのが、ワインにコカインを混ぜた飲み物で、これを作ったのは薬剤師のDr.Penberton。当時はコカインは麻薬ではなく、これは別に違法でもなんでもなく薬局で売っているお薬的なものだったわけだ。
それが19世紀末に州の法令でアルコールの販売が違法になったため、ワインが違法となり、ワインに変わるものとして炭酸水を発見。この時点でももちろんコカインは入っている。
そして、のちに「薬局で売る必然性」がなくなり、ビン詰めして一般に流通させることとなった時点で、コカインの成分を抜いた、現在のコカコーラになったという。つまり原型はこれっぽっちも留めていないということ。ひょっとしたらコーラの色が黒いのは、当初混ぜていた赤ワインの色を再現するためだったのかな?
- 作者: マークペンダグラスト,Mark Pendergrast,古賀林幸
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1993/04
- メディア: 単行本
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