仕事がらみで最近読んだ本

カルト資本主義 (文春文庫)

カルト資本主義 (文春文庫)

ソニーの超能力研究の話から始まり、京セラ稲盛会長のトンデモ人身掌握術、永久機関研究など日本の社会の中枢にオカルトが普通に入り込んでいるということを検証したもの。それらを信奉する科学者や経営者が、みな精神と物質を分けて考えるデカルト的近代に疑問を抱き、ニューエイジに走るというワンパターンに陥るという話。

偽史冒険世界―カルト本の百年 (ちくま文庫)

偽史冒険世界―カルト本の百年 (ちくま文庫)

偽史が編まれる理由には、時代背景があるというの話がおもしろかった。ジンギスカン義経であるという説は、江戸、明治、大正にそれぞれ流行っていて、その影には大陸進出の空気作りという目的があった(もしくは侵略の気運が高まっていた)という話。

トンデモ本の逆襲

トンデモ本の逆襲

永久電池関連。政木センセ。

心をあやつる男たち (文春文庫)

心をあやつる男たち (文春文庫)

自己啓発セミナーが日本に輸入された歴史について。これはまだ読んでる最中。