生徒諸君! 教師編

生徒諸君!教師編(1) (BE LOVE KC)
友だちのブログで『花のあすか組!』の連載が再開しているのを知ったのと同様に、同じブログ経由で『生徒諸君!』の続編、『生徒諸君! 教師編』というのが始まってることを知る。しかももう7巻までコミックスが出てるのか。これまた団塊ジュニア狙いビジネス。
Amazonのレビューなんかを読むと、ナッキーはまだ25歳なんだけど、現代が舞台になって学校が抱える問題なんかも現代版になってる模様。
連載開始が高度成長が終わった1977年。学生運動後の“しらけ世代”に対して、ナッキーは持ち前の明るさで仲間を巻き込み、様々な問題を乗り越えていくという学園漫画が『生徒諸君!』。
考えてみれば『生徒諸君!』の敵のインフレ率といったら、『キン肉マン』も『ドラゴンボール』などのジャンプ勢を遥かに超えていた。当初は転校にまつわるイジメや、ツッパリ同士の喧嘩といった定番問題だったのに、双子の妹の死、母の精神がおかしくなり、親友がレイプされて妊娠し出産したり、やはり親友が雪山で遭難して帰ってこなかったりするようになる。そんな川嶋あい顔負けのナッキーの学生生活。途中でアメリカの大財閥の御曹司でテニスの天才みたいなキャラがライバルになって、本宮ひろ志小山ゆう的な展開も70年代的。


そういうベタな70年代的なキャラクターのナッキーがこの学級崩壊、希望格差な学校問題相手にどのように対処するのだろうか。読んでみようかなあ。