「スーパー・ユーロビート」ギネス申請の話題とエイベックスの戦略について

まさに同社(エイベックスのこと・俺注)の原点とも言えるシリーズですが、その同シリーズが2004年8月にシリーズ150弾『SUPER EUROBEAT VOL.150』を向かえたのを受けて、「最もヴァージョン数の多いコンピレーションCDシリーズ」として先日19日にギネス申請された
『エイベックス、SUPER EUROBEATシリーズをギネス申請に 』(CDジャーナル)

「スーパー・ユーロビート」シリーズがもうVol.150なんだって。総計でどれだけ売れたのかなあ*1。もう『男はつらいよ』みたいに国民的コンピレーションってことだよね。マックス松浦には国民栄誉賞あげるべき。誰も文句言えない(んなこたぁない)。
1990年にシリーズ第一作が発売されてるから、足掛け15年にわたり毎年10枚ずつ出してる計算。一体誰が買ってるの買っているのか? という疑問は最近解けました。去年結婚した妹の結婚相手が買ってました(笑)。結婚する直前までスープラに乗ってた「走り屋」さん。妹よりもさらに年下なのでわりと若いんですが、BOOWYユーロビートが好きなんだって。リッジ・レーサーがそうだったからなのか走り屋とユーロビートは異常なほど親和性が高い。ほれ↓

スーパーユーロビート・プレゼンツ・頭文字D?Dベスト・セレクション?

スーパーユーロビート・プレゼンツ・頭文字D?Dベスト・セレクション?

ちなみにアニメ版の『頭文字D』はエイベックスが提供。僕は大好きで全部見てます(ほれ→id:gotanda6:20040313#p1)。トヨタのF1チームのスポンサーになったのをはじめ、レース、走り屋文化への投資も欠かしてないし。
エイベックスのマーケティング戦略をほめるのも「イマサラ何を言うか」って感じですけど、きちんとヤンキー文化をうまく取り込んでる。何度も繰り返しますけど、「ヤンキーとファンシーは日本の心」(ナンシー関)ですから。

 同社は「150号を迎えたSUPER EUROBEATシリーズをギネス申請することにより、音楽業界全体を刺激したい。」と語っているそうです。

「音楽業界全体」なんとか言ってますけど、ヤンキー業界の間違いかと思われます。いや、嫌味とかじゃなくて(笑)。

*1:あ、ひょっとしてこれもK-1とかと同じ層化票? google:MAX松浦+創価