時流に乗ってオレンジレンジのパクり問題にがぶっ!

パクリ球団じゃなくて糾弾だって。ポカーンとしてしまった。パクリがいけないっていう主張もオマージュとパクリの境界が云々っていう主張も、どちらもハゲしくどうでもいいというか、大前提が奥歯をガタガタ揺らしながら崩れていく思い。
だって、音楽って既聴感=「あーこれ聴いたことある。何だっけ?」っていう快感を楽しむゲームでしょ? 大昔は違ったかもしれないけど(サンプリングとかヒップホップ以前とかって話じゃなくて、それこそビートルズ以前の昔の話じゃない?)。
はっぴぃえんどとか大滝詠一とか筒美京平とか渋谷系の一連のやつとか聞いてる人って、普通は音楽通っていうふうに見られてると思うけどね。あと、パクリ方のうまい下手の問題だっていうんならオレンジレンジはうまいと思う。佐野元春とかに比べると格段に(笑)。
ちなみに、僕はこれはパクリだと思うんだけど、どおだろう?
ルー・リード『ワイルドサイドを歩け』とおニャンコ倶楽部『セーラー服を脱がさないで
トゥートゥルートゥルートゥットゥトゥールー♪ ちゃーちゃらーちゃっちゃちゃらっらー せぇらぁ〜ふっくを〜♪

トランスフォーマー+2
KICK OFF

逆リンク
http://d.hatena.ne.jp/samurai_kung_fu/20050111#p2
なぜたたくのかについての考察と三姉妹物語。

追加リンク
動物化するポストロック

ロック=反体制という大きな物語への欲望が消えた後に生まれた、キャッチーで即物的なモテ要素の方程式。

この解釈は素晴らしい。オレンジレンジへの最大級のほめ言葉。

【さらに追記】1.20.20:00
おまえstrangeさんからリンク来たので“キャロル・キングのクレジットが入ってしまった「ロコローション」と「ロコモーション」の音階がかぶっているのはたかだか5音程度である”という追加検証を書こうと思ったんだけど、絶対音階がある同居人が今日は出張で帰ってこないとのことなので、後日やります。興味ある方はブックマークの隅にでも一時的でいいので入れておいてください(ペコリ)。