大人なアーバンDJ(←オレ)

 おとといはDJとしておよばれした。場所は表参道のレストラン『ラスチカス』。そこで、我がDJ史上最大のピンチが訪れる。
 何をかけてもいいからと言われたので、エルビス、シナトラ、クリフ・リチャード等のお気に入りをいろいろ持っていく。いつもは歌謡曲オンリーなので普段とは違う内容で、と思っていたら右側のターンテーブルのカートリッジが故障していることが発覚。しかも、ドーナツ盤のアダプタも無し。つまり、持っていった150枚のシングル盤が一枚も使えなくて(日頃はシングルが中心なのだ)、しかもアナログからアナログへは繋げない。CDなんてクルマで聞いたりする4、5枚しかない。LPだって15枚くらいしかない。これは緊急事態。
 あらかじめ考えていた構成ではとてもやれない。なので持っていたCDの曲を中心に構成を考えてみた。ちなみに持っていたのは、勝新とか『非常のライセンス』のテーマなどを収めたオリジナルCDが1枚、あとは、さとう珠緒『ふきげんな唇』、ラ・ムー『青山Killer物語』、『女王陛下のピチカート・ファイブ』、山下達郎『ムーングロウ』など……。偶然だけどわりと統一感がある。これならなんとかなるな、と思いアナログで南佳孝『Prom Night』やシナトラなどをを交えて大人でアーバン(!?)な感じでつないでみる。まあ何か逆に悪くなかった気がする。
 とは言え、マイ針とマイアダプタを持っていっておけばよかっただけの話ではあるので、それを怠ったことを反省。

 あと、僕が普段どんな歌謡曲をかけているのかという話は、後日詳しくしようと思います。これはイベントに誘ってくれている東京ハウリングレコード・深野くんとの約束。新宿ドクターorキネマ倶楽部どっちか絶対行きますよ(←業務連絡)。