大統領専用機を調べる


 政府専用機(special government plane)は、皇族や首相または政府の要人が海外を訪問するときに運航される専用の航空機で、機種はハイテクジャンボと呼ばれるボーイングB747-400。政府は日米の貿易摩擦を削減する目的で、1987年に同じ機種を2機360億円で購入しました。
<中略>
 機内には首相の執務室やシャワー室、会議室、記者会見室まで用意されています。テレビのニュース映像では常に1機しか映っていませんが、通常は予備機としてもう1機があとを追いかけるようにして随行します。もし行く先で故障しても、予備機に乗り換えて輸送に支障が出ないように備えているのです。
 政府専用機内閣府が所有して、自衛隊が運行しています。操縦は航空自衛隊パイロットで、JALで研修を受けたWAF(女性航空自衛官)が客室乗務員を務めています。
 ふだんは北海道・千歳基地にあり、航空自衛隊特別航空輸送隊・第701飛行隊が運行の任にあたっています。
政府専用機について調べてみる。実は2機あるんだ! 自衛官のスッチ―がいるんだなど、新しい発見多し。
世界の政府専用機『N.Hirai`s Homepage:飛行機大図鑑』
http://www.nhirai.com/z_gov.htm