TVK 影の軍団II 第4話『白蛇の罠』(脚本:芦沢俊郎)

影の軍団IIでは主役、千葉真一の役名がなぜか“新八”。伊賀の頭領であることは変わらないのにキルビルでおなじみの“半蔵”ではない。半蔵の末裔らしい。伊賀の一族は、八代吉宗の亡き後の跡目争いに巻き込まれ、大岡忠光成田三樹夫様)らに狩られてしまう。その憎き敵に抗うべく、町人に紛れて大岡二十六人衆をひとりづつ血祭りに挙げているのが、伊賀の生き残りである影の軍団。ここまでが影の軍団IIの物語の背景。って『柳生一族の陰謀』(テレビ東京系)と寸分の狂いもなく同じですな。
ここからが、第4話のあらすじ――冒頭、十兵衛は、じゃなくて新八は、山奥で犬とじゃれる子供を見つける。その子供は近くの寺で住職と暮らしていた。寺に宿を求めた新八だったが、夜半、襲撃を受ける。子供を連れてなんとか逃げる新八。その子供は、実は真田の殿様の落とし種で、真田家の跡目騒動のあれこれで命を狙われていたのだ。新八たちは子供の母親はを見つけ出すが、母親は敵の仲間に騙され、淫売に落ちていた。そこで新八は、真田家を乗っ取ろうとする悪の勢力の存在を知る。母親を救い出し、子供とともにかくまう影の軍団。しかしある日、母子は追っ手の手に生け捕られてしまう。母親の犬に託したメッセージを受け取った新八たちは、子供が殺される寸でのところで駆けつけ、悪者を一掃。だが母親は、自分が実の母親だということを子に打ち明ける前に死んでしまい、息子を頼むという言葉を新八に残す・・・・。一方、跡目争いの只中にいる真田家は子供を引き取りたいと願い出るが、真田家十万石の跡取りが必ずしも幸せではないだろうと、十兵衛じゃなくて新八がそれを拒否するのであった。

ちなみに芦沢俊郎は本シリーズのメインライターで、笠原和夫の『昭和の劇』にも登場してくる人物。笠原と芦沢は共同名義で『動天』という映画の脚本を書いているのだ。ただ本人の名誉のために、どんな登場の仕方をするかは秘密。

テコンドー団体問題

http://d.hatena.ne.jp/errantry/20040402
テコンドー団体が割れていてという問題。長い話を短く言えば、「ナイタイスポーツ」など風俗係出版関係者*1の仲間割れなんだそうだ。会長と理事長とで“拳”で決着付けちゃれ!?
関連リンク
『競技団体の発展に一番必要なものとは?』 レスリング・ライター 樋口郁夫

*1:出版関係者というとあれだけど、限りなくギャングのようです

NHK-BS2西部劇特集(含マカロニウェスタン!)

結構やってくれるじゃんNHK!