「おいしい生活」は遠い日の花火

先週の週刊ビジスタニュースに書いた原稿のバックナンバーが掲載されました。下のURLで読めますのでひとつどうぞ。

http://www.sbcr.jp/bisista/mail/art.asp?newsid=2963

(川渕キャプテンのオシムポロリ発言直後に書いてます)

テーマは団塊とテレビ。消費者金融がペットやアイドルをCMに起用して若者のハートをがっちり掴んでいるのと同様に、アリコややずやがTV-CMをうまく活用した団塊マーケティングに成功してる現状についてです。

以前にも団塊とITというテーマで書いているので『団塊とメディア』の第2弾になります。第3弾をお楽しみに!

CGMと一億総白痴化

「最近、はてなブックマークのホットエントリーがつまらないよね」なんていうと「その原因はあなた自身がつまらないから」なんていう鏡の法則で返されそうだけど、つまらない。
CGM消費者生成メディア)っていうのはかつて大宅壮一が提唱した「一億総白痴化」をついに現実のものにするソリューションそのものに違いない。
1960年代にヒューマン・ポテンシャル運動とか人間の未知の能力を引き出そうといって、ドラッグで精神を拡張するっていうのがニューエイジの人によって提唱されたんだけど、結局「馬鹿を拡張してもより馬鹿が広がっただけだった」(これは柳下さんがどこかで言っていた)みたいなことになったのと同じ。
集合知は集合痴。