最近はまっている本たち

映画公開前に気になって手に取ってみた『マネーボール』をきっかけに、アメリカのベストセラー作家マイケル・ルイスにはまってる。

マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男

マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男

世紀の空売り

世紀の空売り

ライアーズ・ポーカー (ウィザードブックシリーズ)

ライアーズ・ポーカー (ウィザードブックシリーズ)

作家としてのスタンス、企画の扱い方などがおもしろい。マネーボールは、データを重視して従来評価されなかった薄給の選手を集めて、強豪チームをつくっていくメジャーのGMの話。
他にもアメリカンフットボールをテーマにした本も手がけるが、最新作の『世紀の空売り』は、リーマンショックを見抜いていた金融関係者のルポルタージュ
ルイスは、元々ウォール街の住人。
スポーツを扱う手つきも、金融を扱う手つきも同じなのがおもしろい。どちらも、分野は違うが、新しい手法を用いて、正しい論理の元でデータを武器にするものたちのルポとして似ている。