書評が載りました。

今号の『論座』と『週刊朝日』に書評が載りました。
論座』の中森明夫氏が、いくつか疑問点などを挙げられているので、自分が連載している論壇誌のページで反論したいところですが、そんな連載は持っていないもので、のちにこの場で返答いたします。

論座 2008年 09月号 [雑誌]

論座 2008年 09月号 [雑誌]

週刊朝日』のほうは、『一杯のかけそば』って『ケータイ小説的。』 〜いまの「リアル」はヤンキー文化と浜崎あゆみから:NBonline(日経ビジネス オンライン)でも書いてくださっている朝山実氏による書評。ありがとうございました。

あと、7月28日の東京新聞の匿名名物(かつては有名作家が匿名で書いていたらしい)コラム「大波小波」にも取り上げられた。

なるほど、教養ある大人たちから差別され続けるケータイ小説の背後には、教師や社会から差別され続ける「ヤンキー」の世界があったのだ。「ヤンキー文化にもっと光を!」と速水は書くが、そこになぜか相田みつをが含まれているのが、ちょっと解せない。

笑。こちらにもぜひ反論したいので新聞連載ください。

ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち

ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち