パチンコとかサラ金のCMとか
■底知れぬパチンコ台(活字うろうろ)
クリスチャン・ラッセンのパチンコ台というのはビックル(以下略)。こっちの方まで手を伸ばしてきたか。
エヴァンゲリオンがパチンコ化した時点でこの事態を予測しておかなくちゃいけなかった。スキージャンプペアはともかく。
Lohas的なものとかナチュラル指向みたいなものもパチンコ化していくとおもしろいなあ。
去年の暮れに書いたのが、キャラクタービジネスがすべてパチンコに取り込まれているという関連のエントリ。
■http://mirror-ball.net/2005/12/post_32/
で、そういうパチンコ化する社会という側面と対というか、もうひとつの懸念がサラ金CMの助長。これを違和感と欠いている人たちのブログから。
いつの間にやら武富士のCM(まぁこれは社会問題だから実名を
出して構わないでしょう)が復活してますね。武井の盗聴・逮捕を受けて各社一斉に
武富士のCM自粛を行っていたはずですが、忘れた頃に復活して、武富士のCM自体も
地味〜なテイストで時々流れてますよね。こういうのもなんか違和感が…
(註:武富士のCM再開は2005年の4月くらいの話)
■どうする!?(Welcome To Madchester )
確かに、あのちわわのCM以降、明らかにサラ金のCMの質が変わった。あのシリーズがはじまったのは2002年くらいかなあ?
2003年の3月と7月に「自主規制を一層強化する民放連見解を打ち出した」とのことで、TV局側がゴールデンタイム(17〜21時)の放送を自主規制するようになったみたいなんだけど、ほぼそれと同時にCMの内容の質が変化している気がする。
サラ金CMが一連の癒し系グラビアアイドルの生産工場になっていたり、普通に芸能人を使うようになった。あとお笑いブームまで取り込んでいるし、。この辺は明らかに下流狙いってやつ(「破産申立者の手取月収の分布は、月収20万円以下が80%以上を占め、相対的に低所得層が多くを占めている」)。
正月に再放送していた『ナニワ金融道』のドラマで帝国金融の社長・金子高利(緒方拳)のセリフはこんなだ。
「わしの若い頃はな、金借りるいうたら質屋やった。持ってるもん質に入れたときは不便やった。うっかり返せんで、親の形見の腕時計流したこともあった。そやけど質屋はそんで貸し借りは終いや。今はきれいで気楽な変わりにその分怖いで。貸すほうも借りる方もとことん失いよる」
関連:≫日弁連によるサラ金のテレビCMの中止を求める意見書(2004年5月8日)
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