過小評価系アーティスト・スタイリスティックス
『音楽中心日記』さんのとこで知ったHMVのサイトの『過小評価されているアーティスト』カウントダウン。
≫過小評価されているアーティスト
おもしろい企画。というか、売れたけど評価が低いアーティストっていうのはディスコ系が大量にランクインするんじゃないかなあ? さっそく最新の22位にはスタイリスティックスが入ってる。大納得。骨太感ゼロだし、ディスコで売れ線に走ったといわれるし、大げさでロマンティックだし……。
渋好みが多いソウル好きからは弦や管&ファルセットボイスという終始アッパーというかいきっ放しのフィリーソウルってのはあまり好かれない。
一方では、クラブシーンからのディスコ、ダンクラ再評価期というのがあってサルソウル、PIRのレコードに注目が集まって、電気GROOVEがシルベッティをサンプリングしたりしたりしたけど、スタイリスティックスのディスコ期は完全に無視されていた。
タランティーノもデルフォニックスを使ったけどスタイリスティックスは使わなかった。
ヴァン・マッコイと組んだ『キャント・ギヴ・ユー・エニシング(愛がすべて)』→『ハッスル』(ヴァン・マッコイ&スタイリスティックス・オーケストラ)というのは、どっちも“黒いフィル・スペクター”の異名をとるヴァン・マッコイが手掛けていて、並べて聞くと双子みたいな曲。もちろん僕はどちらも好き。
- アーティスト: オムニバス,ジンギスカン,サンタ・エスメラルダ,オシビサ,サイド・エフェクト,ファンキー・ビューロー,ウィスパーズ,キャロル・ダグラス,ペニー・マクレーン,ラモナ・ウルフ,オリエンタル・エクスプレス
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
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あと映画『8人の女たち』の中でファニー・アルダンが『キャント・ギヴ・ユー・エニシング』をフランス語で唄っていてサントラにも収録されている。こちらもなかなかよい。
- アーティスト: サントラ,リュディヴィーヌ・サニエ,イザベル・ユペール,ファニー・アルダン,ヴィルジニー・ルドワイヤン,フィルミーヌ・リシャール,クリシュナ・レヴィ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
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