『MAESTRO』鑑賞

『マエストロ』ようやく観てきました。渋谷シネマソサエティ(with id:Dirk_Diggler氏)。
パラダイス・ガラージを中心とした70年代のアンダーグラウンドなディスコシーンを、当時の関係者の証言を通じて描いたドキュメンタリー。
僕は全然くわしいわけではないんですけど、一応ガラージ・クラシック的なコンピを聞きまくっていた時期もあって、ラリー・レヴァンがかけていた曲については多少の知識はあるつもり。
でも映画中で使用された曲はほぼ全部わからなかった(パンフないし)。『Love is the message』すらかからない(レヴァンが必ずプレイの最後にかけていたナンバー)のは権利の問題でしょうか? そういやサルソウル周辺の人たちの証言もなかった。
あと、重要人物が重要なことを語らないのももどかしい。フランソワKは60人の友人を失ったことしかしゃべってないし。フランキー・ナックルズはたくさんしゃべってはいるんだけど、レヴァンとの昔話はあまり披露していない。トム・モウルトンはなにをしゃべったっけ? なんかかゆい所に手が届かないもどかしい思いが残る。
 でも、レヴァンが実際にプレイしているシーンは感慨ひとしお(そこまで1時間ひっぱるけど)。
 とりあえず、疑問点などをこれから調べてみます。
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