2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

鮫の帽子

ヤフオクでもう何年も村上龍のトーク番組『Ryu`s Bar』(1980年代の番組です)でゲストにプレゼントされていた鮫の帽子が出品されるのを待っているのだが、出ないね。ライフワークになりそうだ。

枯れ専ヤバイ

“枯れたオジサン”のカレセンブームの話題を最近になってまたよく目にするようになって、ちょっと来てる感じなのか。 このカレセンについて非モテ論壇系の人たちはどう捉えているのだろう? ただでさえ、日本の個人金融資産の9割を45歳以上が独占していると言…

盆踊りは近代の産物

昨日、地元に近い巣鴨で盆踊りをやっていた。場所柄なのか「ちびまる子ちゃん音頭」とかではなく、「きよしのドドンパ」とかがかかっている。 やぐらの回りで輪になって踊るというスタイルの盆踊りは、古くからある伝統芸能のようにも思えるが、実は昭和初期…

暑苦しくて眠れない夜に

とても好きな歌なんだけど、結構カバーされているので、オリジナルが誰かは知らない。最初に知ったのはアレサ・フランクリン版なんだけど。教えて詳しい人。 上の動画は、ダスティー・スプリングフィールドのバージョン。実はこのカバーが一番良い。I NEVER …

書評が!

今日発売の『週刊文春』に拙著『ケータイ小説的。』の書評が載っております。週刊誌に単体で記名の書評が載るのは、始めてのこと。 なお評者は東浩紀氏。これはありがたいです。 「著者の速水健朗氏は〜中略〜注目株だ。〜中略〜またひとり優秀な書き手が現…

前略、井上ざもすき様

id:xamos-chi はじめまして。ゼロアカ第三関門の自著要約のなかで、自著『ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち』を取り上げていただきありがとうございました。 これも何かの縁なのだと思われ、当方非力ではありますが、何かしら応援できればと…

テレグラム作務衣問題

作務衣を着た主人の店にうまいものはない。作者: 小野員裕出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2007/12メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (2件) を見るこんな本が出ていたのか。作務衣問題は『自分探しが止まらない (SB新書)』で取り上げてい…

坂上忍のビリー・アイドルカバーの話

普段はこんなトコ読まないんだけど、ざっと目を流していたら『ジェネレーションX』と『ビリー・アイドル』の文字が飛び込んできた。自他共に認めるIDOL LOVEな俺なので、読まずに目を流しているだけでも、これらの文字には引っ掛かる仕様になっているのだ(笑…

昨日の増田の「自分探し」エントリーで

自著のAmazon順位がちょっと上がった。 http://anond.hatelabo.jp/20080715002131 せっかくブログをやっているんだから、本来なら自分も増田でこのくらい注目を集めるレベルの自作自演をやらないとダメなんだろうな。 といっても900番台が精一杯だったので、…

『決壊』読み始めた

id:keiichirohiranoの小説で、読み始めたらページをめくる手が止まらない、なんて日が自分にやってくるとは思わなかった(というか、正直これまで読み通せたことすらなかった。あと、最初の数ページはつらかったな)。 あと、ビジュアルでしか作家を評価しな…

僕が取材をしなかった理由

小飼弾氏には、これまで自著をブログで取り上げてもらっていて、 http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50741767.html http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51003082.html そのたび、 資料をまとめただけじゃない? 本書には、取材はない。 いわ…

ここ最近のマストバイ

一個一個のレビューはいつか書く。The Coca-Cola TVCF Chronicles [DVD]出版社/メーカー: エイベックスイオ発売日: 2008/07/02メディア: DVD購入: 5人 クリック: 34回この商品を含むブログ (25件) を見る1962〜1989のコカコーラCM映像集。タイアップの歌謡史…

堀井憲一郎『落語の国からのぞいてみれば』感想

落語の国からのぞいてみれば (講談社現代新書)作者: 堀井憲一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/06/17メディア: 新書購入: 3人 クリック: 57回この商品を含むブログ (57件) を見る赤木本(asin:4902465124)を読んで、一番収穫だったのは堀井憲一郎の『…

桐野夏生『東京島』読んだ

東京島作者: 桐野夏生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/05メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 132回この商品を含むブログ (168件) を見る無人島に漂流した若者たちと中国人たちのサバイバル小説。集団なかから、自然発生的に政治家が生まれ、思想が生…

初単著を出したはてなダイアラーたちに教えてあげたい

自分の本が出た直後の2週間って何かと本屋を巡って自分の本が並んでいるか確認したり、ブログ検索などでエゴサーチが止まらない状態になって朝になっていたり、アマゾンのランクを何度も見に行ったり、出てないことを確信しながら図書館で新聞各紙の書評欄に…

国策としての鉄道ブーム

国交省「鉄男・鉄子の部屋」開設 - Culture Vultureここ1、2年のまちづくり三法改正、地域公共交通活性化法案(つまり、地方鉄道債券法案)なんかは、スローライフ立法といっていいと思うんだけど、その辺は、「美しい日本と鉄道」みたいな空気に後押しされ…